働きながら独学で公務員を目指すための受験勉強スケジュール【一般教養編】

勉強法
スポンサーリンク

記事をご覧いただきありがとうございます。技術系公務員の「かづみ」です。
メーカーに勤めながら独学で地方公務員に合格した私のスケジュールです。

私が受験しよう!と決めたのは受験日の約4か月前、2月頃です。

2月~5月くらいまでは、夜お酒をのみながら問題集をぱらぱらめくる程度。
本気を出したのはGW明け頃。平日3時間、休日6時間を勉強にあてていました。


思えば就活の時も、民間企業を受けながら公務員に合格した同級生はGW頃から勉強していたように思います。

では、本題です。

受験勉強スケジュール

受験勉強スケジュール
  • 情報収集

    受験を決めたらまず取り掛かります。
    教養科目を勉強する必要があるのか?論文や面接だけでよいのか?
    などを調べます。

  • 勉強科目を決める

    情報収集が終わり次第、勉強科目を絞っていきます。

  • 過去問を解く

    受験日の4か月前から始めました。
    もちろん、早いに越したことはないです。

  • 小論文対策

    小論文試験の2週間前くらいから始めました。
    一般教養試験と別日だったため、一般教養試験の勉強中は手付かずでした。

  • 面接対策

    転職組なので、就活時の面接対策を少しいじる程度でした。
    それでも、面接の1か月前ぐらいから対策を始めていました。
    グループディスカッションは全く対策していませんでした。

④小論文対策、⑤面接対策については別記事で詳しく書きます。

①情報収集 受験を決めたらすぐに始める

受験情報が出始めたら、最新の情報をチェックしていきましょう。
私の場合は遠方の自治体を受けたので、公式HP上の情報を頼りにしました。説明会に出られなくても、マイナスにはなりません。

集める情報

「受験科目」「科目の点数配分」をチェックしておきましょう。
「過去問」がHPで見れることも。見れなくても問題ありません。

「受験科目」は絶対に確認してから勉強に取り掛かりましょう。
自治体によって出題分野が違うこともあります。とりあえず過去問をやってみるか、というのは意味がありません。

科目の点数配分」 も大事です。知能分野は必須解答、知識分野は選択解答というところが多いです。(知能分野、知識分野についてはあとで解説します)

公務員試験は範囲が広いので、全部を完璧にするのは無理です。
科目の点数配分を把握して、捨て科目を作ることも必要になってきます。

②勉強科目を決める 情報収集が終わり次第すぐ!

公務員試験は出題範囲が広すぎます!
全部やっていたらとても間に合いません。

勉強する科目を絞り、残りは手を付けない!と割り切る勇気が必要です。

あの科目もやったほうがいいかなぁ…?と勉強しながらうじうじ悩むのは非常にもったいないです。その分目の前の問題に集中しましょう。

教養試験の勉強科目の決め方

公務員受験についてまだ調べてない方は、「教養試験って?」となっているかもしれません。

教養試験は、「知能分野」と「知識分野」(自治体によって呼び方が違うかも)から構成されています。
2つの違いは下のとおり。

知能分野=就活でいうSPIのようなもの。ひらめきやある程度問題傾向をつかむ対策が必要。公務員試験では「判断推理」「数的推理」「英文」などと呼ばれる。

知識分野=センター試験のようなもの。知識を問われる。

調べたところ、私の受ける自治体では、知能分野は全問必須解答、知識分野は3割程捨ててもよいことがわかりました。

例えば東京都の場合、知識分野では14題中10題を選んで解答することになっています。
私が受けた自治体も似たような感じでした。

教養試験(技術)
【時間】2時間30分
一般教養についての五肢択一式
(知能分野)27題必須解答
(知識分野)社会事情:3題必須解答
      その他:14題中10題選択解答

知識分野は捨ててもいい問題があります。なので出題範囲になっている12分野中3分野を捨てることに決めました。

勉強した科目

知能分野:全部(判断推理、英文、数的推理など)

知識分野:①政治経済時事地理 物理化学生物地学数学
(技術職の「化学」枠で受験したため、赤字は専門試験でも必須のもの)

勉強しなかった科目

知識分野:①世界史②日本史③法律

科目を選んだ理由

知能分野:知能分野は解き方のコツさえつかめば出来る問題です。なので一通り勉強することに決めました。


知識分野:勉強を決めた科目のうち、「政治」「経済」はセンター試験で選んだ科目だったので選びました。
「地理」は学生時代勉強したことがなかったのですが暗記すれば点が取れるといわれている(ドラゴン桜でも言われていました笑)から選びました。少しやってみて、どうにも苦手だったらすっぱり諦める気持ちでした。

③過去問を解く 3か月前~

勉強科目を決めたら、過去問を解いていきます。

わからなかったり忘れていてもどんどん解いていきます。

どの分野に時間がかかりそうか見極めるためです。

自治体によってはHPで過去問を入手できることもありますが、問題が少なすぎます。
また、過去と同じ問題は出ないため全く対策になりません。
参考書を購入しましょう。

オススメ参考書

私のお勧めは「過去問ダイレクトナビ」シリーズです。
赤シートで覚えられ、隙間時間にも数をこなせるので愛用していました!

専門試験の化学の対策用にはこれを使っていました。

少し難易度が高いです。大学院入試を経験した私ですが、ブランクがあるとそれでも難しいと感じました・・・

国Ⅰ向けの難易度らしく、私が受けた自治体ではここまでの難易度は必要なかったです。
ここは情報収集不足でした。
受験後書店で本を何冊か見ていたところ、↓下の問題集の方が地方公務員には向いていると思いました。

時事問題以外は2~3年前のものでも問題ありません。
時間の余裕があるなら、メルカリやAmazonマーケットプレイスで安くいろんなものを買うのもいいですね。
でも、時間がないなら新品を買って一刻も早く勉強を始めましょう!
終わったらメルカリなどで売ればいいのですから。

過去問を手に入れてから一般教養試験の間までは、
面接と小論文のことは考えずにひたすら過去問を解いていました。

 

 

ブログランキングに参加しています。この記事を気に入ってもらえたらクリックお願いします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました