元メーカー開発職、現役技術系公務員のあづさです。
働きながら、独学で公務員試験に合格しました。
この記事では小論文対策の参考書&使い方&勉強スケジュールを紹介します。
小論文試験の参考書
小論文対策で使った参考書はこの一冊だけです。
多岐にわたるテーマごとの過去問と解答例、豊富な解説が載っています。
参考書の使い方
いきなり書いてみる!・・・ことは難しいので、まずは1題だけテーマを選び、解答のセオリーを先に読みます。
何題も読んでしまうのはもったいないので、(あとで自分で作文する際、解答にひっぱられてしまう)まずは1題だけ解答を読み、「こんな感じで書くんだな」という解答のコツをつかみます。
私流の参考書の使い方です。
- ①例題を1題選び、自分で解答は作らず例題から解答のポイントまで読む
最初は自力で解かず、例題~解答~解答のポイントを1題分じっくり読みます
- ②別の例題で解答を作ってみる
解答は読まず、時間と文字数を意識し自分の解答を作ってみます
- ③解説を読み、自分の解答を見直す
解説にあるポイントを自分の解答で抑えられているか確認します
- ④②~③を繰り返す
① 例題を1題選び、 自分で解答は作らず例題から解答のポイントまで読む
いきなり自力で解くのではなく、例題、解答例、解答のポイント、を1題分じっくり読むとよいです。
解答例、解答のポイントを押さえておくことで、このあと自力で解く際にかなり楽になります!
やり方を知らずにいきなり解いても時間がもったいないです。まずは、解き方のコツを覚えてしまうのが早いです。
②別の例題を選び、解答を見ずに小論文を書く
①で(こんな感じで解答を作るんだな)という感覚を掴んだら、別の例題を選び、解答を見ずに自分の解答を作ります。
文字数と時間を意識するため、原稿用紙とタイマーを用意して本番さながらの環境で解答を作ってみます。
いざ書いてみると、書きすぎてしまったり、何も思いつかず文字数が足りなかったりと自分の癖がわかります。
ちゃんと原稿用紙に手書きで書き、文字数を意識すると、上達が早いです。
タイマーも本番の時間にセットし、時間も意識します。
③解説を読み、自分の解答にフィードバック
解答例と全く同じ、ということはありえないのでここでは解説のポイントが抑えられているかどうかをチェックします。
自分の解答で、以上のポイントが抑えられているかをチェックします。
また、解説ではそのテーマに関する最近のデータ、様々な意見が書いてあります。
「本番でこのテーマが出たらこのキーワード、意見を書こう」と思いながら解説を読むと、力が着実についていきます。
また解説では物足りない、理解できない分野もあると思います。
そんな時は、自分なりの意見を書けるまでネットなどで調べるとよいです。
基礎知識が足りていない分野など、解説を読んでもよくわからないならもう少し深堀りを!
本番でそのテーマが出題されたら、もったいないです。
④、②~③を繰り返す
「時間と文字数を意識し、解答を作る→解説を読み、ポイントが抑えられているかチェックする」
をひたすら繰り返し、書き方のメソッドを身に着けます。
解説を読んでいると、基礎知識もだんだんとついてきます。
恥ずかしながら私は基礎知識がなく、この参考書を読むまでNPOがどんな組織なのかも知らなかったです。
慣れると、解答に堂々と「NPOに架け橋となってもらい~」などと書くようになっていました。
解答を何題か作ってみると、知らない、苦手な分野でもそれなりのことが書けるようになってきます。
勉強のペース
2週間程度の期間を費やしました。
平日は週に1問、休日は1日2問程解いていました。全部で10題ほど解答を作ったと思います。
全部の例題を解く時間の余裕は無かったので、
解く時間が取れないけれど出そうなテーマだな、というものは直前に解答解説だけ読んでキーワードを頭に入れていました。
はじめのころは
(こんな解答例みたいな文章かけるわけない・・・)
と思っていましたが、書き方のテンプレートさえ覚えてしまえば、最後の方は小論文を解くのは楽しくなっていました。
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