公務員=福利厚生がしっかりしている、有給休暇に恵まれているというイメージがありますが、地方公務員の福利厚生といっても、自治体によって色々です!
違う自治体の公務員と話していると、
「その制度、うちには無い…羨ましい…」
とギャップに驚くことがあります。
ただ、メーカーから転職して感じたことは休暇や手当の制度はしっかりと整備されているな、でした
地方公務員の福利厚生は自治体間で違う
福利厚生は国家公務員に準ずるように決めている自治体が多いです。とは言え全国共通ではありません。
なので、他の自治体の公務員と話してみると「えっこの制度ってウチだけなんだ!」ということがあります。
これから公務員になろうとしている方で、どの自治体を受けようか迷っているところがあるなら福利厚生で選んでみてもいいかもしれません。
手当
普通の会社と同じような手当があります。
主な手当
- 住宅手当
- 残業手当
- 扶養手当
- 通勤手当
この他にも、精神的ストレスがかかる生活保護業務や、危険な業務に従事する職種では手当がもらえる場合もあります。
手当の種類、額はそれぞれの自治体が条例で決めています。自分の受けるところの条例を確認しましょう。
通勤手当はさすがに全額もらえるよね?と思うかもしれませんが、
遠くに住んでいたら災害時に間に合わない!職員は通勤費がいらないところに住むべき!
と通勤手当を無くしてしまった自治体もあります。
受ける自治体の制度はよく確認しておくとよいです。
住居手当
住居手当を出すところもあれば、格安で借りられる職員住宅を整備している自治体もあります。
ですが職員住宅は税金の無駄遣い!とバッシングされてしまうことが多いです。
そのため縮小傾向にある自治体が多いようです。
住居手当の情報はHPで見れる自治体が多いです。手当の金額もバラバラです。
休暇制度
休暇はしっかり整備されています。よく聞く休暇制度は大抵整備されています。
休暇制度が多すぎて、どの休暇を使えば良いのか、わからない時もあります(笑)
主な休暇制度
- 年次休暇
- 介護休暇
- 産休休暇
- 夏季休暇
- 病気休暇
上は全部有給ですね。育児休暇は無給ですが、共済からお金がでます。
この辺も条例で決めるので、日数や取得時期は異なります。
とは言え国家公務員に準ずるように決めている自治体が多いので、
基本は年次休暇年間20日、夏季休暇7月〜9月の間に5日間
というところが多いです。
この他にも健康診断、通院、子どもの〇歳検診時、勤続○年記念の休暇制度がある自治体も。
私の場合、前職は年次休暇が10日だったので、1年目から20日付与されることに驚きでした。
時間単位で休める制度がうれしい
また、公務員は時間休(1時間単位の休み)をとれるところが多いです。
前職では半日単位でしかとれなかったので、この制度はとてもありがたいです!
ちょっと遅刻しそうだったり、早退して遠方の飲み会に行く時など、気軽に使っています。
外部サービス
地方自治体の間で一番違って、特色が出ます。
話を聞いていると、えっ、そんな福利厚生があるの!!と羨ましい自治体もあるぐらい、全く違います。
聞いた話の一部です。
この辺は実際に働いてみないとわからない情報ので、聞いてみるしかありません!
中小企業から公務員に転職して感じた福利厚生の違い
私が中小企業メーカー→公務員に転職した時に感じたことは、
休み、多い!(嬉)手当、少ない(泣)
でした。
詳しい内容と、その他違うな~と感じたことです。
手当は少なくなった
職場で飲むお茶も自腹!やっぱり税金で働く身だからダメかぁ…と少し気落ちしました(笑)
毎月給料の〇%が徴収され、お茶代や飲み会代にあてられます。
休みの制度は充実!
前職は有給10日間、休める単位は半日だったので、公務員の有給20日間、1時間刻みで休みが取れる制度はとってもありがたいです。
公務員はローンが組みやすい
家、マンションを買った人によると、公務員はローンが組みやすいそうです。
収入が安定しているので、「士業」と同じくらいローンが組みやすいそうです。
まとめ
メーカーから公務員に転職して感じた福利厚生の違いです。
良かった点
悪かった点
「補助金」「福利厚生費」などの「お金」は期待しないほうがよいです。
お金を使うとバッシングが激しいので、「補助金」「手当」などは期待しないほうがよいですし、今後も期待できません。
公務員の福利厚生や働き方で期待できるのは「サテライト勤務」「休暇制度」でしょう。
公務員は「お金をかけずに改革」が好きです。
今後は「休み方」の面で福利厚生が進んでいきそうな気がします。
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